【アンティークポーセリンに学ぶ―M’sコレクションほかから】「アンティークポーセリン」シリーズで最も人気のあるのが、現在活躍中のヨーロピアンスタイルの先生方が描いた作品を収録したこの本になります。
他のシリーズとの最大の違いは、描き方が紹介されている点です。大きな写真で沢山の作品が紹介されていて、満足のゆく1冊です。既に絶版なので、中古での入手になります。
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【暮らしを彩る果実のポーセリン・ペインティング】「花のポーセリン・ペインティング」に続く2巻目で、小さなベリー類や大型の葡萄、洋梨など、
絵付けでよく描かれる果物モチーフの描き方解説書です。
丁寧なステップ画像があり、絵画的な描き方の勉強にお薦めの1冊です。
ごく小さなベリー類も紹介されていますが、
1巻目よりもより平筆をメインにした絵が多いので、アメリカンスタイルで使う溶剤で制作される方向けかもしれません。
かなり昔の本なので、ご購入は下記のamazonがおすすめです。
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【
The Collectible Teapot & Tea 2021 Calendar】こちらも毎年恒例で購入しつつある、ティーポットコレクションのカレンダーです。
アメリカ製なので日本の祝日には対応していませんが、ともかく写真が大きく、
コテコテでハッピーな雰囲気が良いです。
各ページの写真はamazonに掲載されています。


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【Naturkalender 2021】毎年買い続けているマロリンのダイアリーも、ついに20年目を迎えました。
この何年かはアフリカのワイルドライフやお魚等、実験的な絵柄も多かったですが、
2021年は再び恒例の「庭の仲間達」シリーズに戻っています。
昔のように書き込んだ絵柄は減っていて、水彩画のにじみを生かしたシンプルな絵が増えました。
逆に、絵皿への参考としては見やすくなったように思います。



↓amazonでのご購入はこちらから。今年はちょっと高いです。
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【teapot calendar 2020】
このところ毎年購入している、ティーポットのカレンダーです。少し過剰ぎみのテーブルコーディネートが非日常で素敵!
どうみてもお茶を入れにくそうな形もあり、眺めていると楽しい気持ちになります。
毎年早めに完売する人気のカレンダーです。

KPM本やポーラ・コリンズ本の表紙を美しくキープする為に、購入後は早めにフィルムコートをお薦めします。
以下の文は2017年3月の記事を引用したものです。
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以前ご紹介したKPMの大型本ですが、購入した生徒さんから
「背表紙が破れた。ショック。」とのご報告が。確かに、この重量を支えるには心許ない紙質です。
高い本なのに、これは大変です。透明のカバーフィルムで早速コートしておきました。

張り方は簡単です。本のサイズ+折り返し部分を10センチほど取って切り、空気が入らないようにぴったりと貼るだけです。張り方はシートの箱に、写真付きで解説してあります。

黄色い→が破れた箇所です。やわな背表紙は、シートの余白も切らずに折り込んでおくといいです。
貼るのが不安な方は、小さな本で練習するか、前もって表紙・裏表紙・背表紙の3パーツにシートを切り分けて、各パーツごとに貼るといいですよ。
空気が入ったら、針でつついで空気抜きをすると綺麗に貼れます。紫外線による退色も防止出来るので、本が傷む前に貼って下さいね!
カバーフィルムはamazonで購入出来ます。
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【マロリンバスティンダイアリー2019】
すっかり遅くなってしまいましたが、毎年出されているマロリンバスティンのダイアリーをご紹介します。
20年近く毎年出ていると、流石に似たような絵が多いですが・・・何となく買ってしまいます(^^)
・・・と、油断してご紹介が遅くなってら、なんということでしょうか!!
売り切れてしまっています!中古のバックナンバーも大変な金額に・・・。
既に来年度2020年のダイアリーが販売されているので、迷ってらっしゃる方は早めにご購入下さいね。


ご購入はこちらから。既に来年度のものも発売されています!


イギリス旅行で見たバッキンガム宮殿の王室コレクションから、素晴らしい豪華本をご紹介します。
35cm×厚さ12cmの箱に
3冊セットで、布張りの立派な本が収められています。
総計10キロ以上、2000ページ以上ある、すごい本です!
内容はセーブルのコレクションで、以前ブログでご紹介した簡易バージョンの本も刊行されています。
しかし、全てにおいて比べものにならない本です。1つの作品について、元になった型、下図、
裏表、絵柄の拡大写真と、じつに丁寧に掲載されているんです。


特に、元になった油絵が載っているのは、模写する側としては大変ありがたいです。
いずれの作品も流石の大英帝国・ザ・王室コレクション!普通のご家庭では絶対いりません。といった様相の、
ありえないようなロイヤルコレクションが延々と収録されています。
実はこの本、
発売当初は5万円近い本でしたが、発売からじき10年なのでセールをしています。
価格が日々変動するので、どうか気をつけて購入して下さい。
最安値だと1万円中頃ですが、誰かが購入すると、すぐ3万円に戻ります。
購入したい方はカートに入れて、3日後くらいに価格が1万円台になるタイミングで決済するのをお薦めします。
発送元はamazon.jpからの品(日本からの発送)を選んで下さいね。海外からの発送だと、あまりに重いので送料など心配です。
恐らく売り切りセールなので、あまりのんびりしていると絶版する可能性が高いです。
私は必死に英国から運びましたが、何しろ重い本なので、皆さんはamazonでサクッとゲットして下さいね!
↓amazon購入先ですhttps://amzn.to/3nzC1b5

【The Collectible Teapot & Tea 2019 Calendar】毎年楽しみなティーポットの輸入カレンダーです。2019年度も変わらずコッテコテ!
月替わりのティーポットにちなんだコーディネートの写真が楽しいです。
日本の祝日とは異なりますが、眺めているだけで暖かい気持ちになります。
amazonでのご購入↓は合計2千円以上にすると、送料無料になります。
リンク先で12ヶ月分全ての画像をご覧いただけます。
【横山美術館 カップ&ソーサー展図録】
2018年7月1日まで開催されている、横山美術館の企画展図録をご紹介します。A4サイズ、カラー44ページ。
明治〜大正に日本で作られた、輸出用陶磁器の展示です。


細部に見応えがある展示会だったのですが、図録では6〜7cmの写真になっているので、あまり見る事が出来ません。絵柄を一部拡大で掲載してあれば、、とも思いましたが、そこは実際に見に行かれた方の特権です。
和柄が多いですが、特にデコラティブな装飾を作品に取り入れたい方には、ヒントになる作品が多い本です。
図録は美術館のウェブサイトから購入が可能です。常設展の図録は大きな画像が多く、とても見応えがあります。「100選」と「300選」の2種類ありますが、重複しているので300選のみ購入がおすすめです。
https://www.yokoyama-art-museum.or.jp/book_shop/
【セーブル展の図録】今日は久しぶりに絵付け書籍のご紹介です。といっても、amazonで購入出来ない「セーブル展」の図録です。カラー約200ページ、確か2500円でした。

こんな感じで制作年代ごとの解説があります。印刷が微妙なせいか、写真が小さいのか、最初の方は制作の参考には向かなそうなページが続きます

展示品のなかで豪華だった作品です。かのセーブルなら、もうちょっとミラクルな「これでもか」的な一品を持って来て頂きたかった、というのが正直な感想です(汗)。

今回良かったのは19世紀に描かれた風景画のシリーズでした。超細密です!流石に図録ではアップでも紹介されています。
今月末までサントリー美術館で開催されていますが、その後4月から大阪、山口、静岡と巡回します。図録にご興味のある方は、各展示会場に問い合わせるといいかもしれません。
先月、デパートの英国展で目にとまった本をご紹介します。水彩画ですが、絵付けでも易しく描けそうです。何よりも、動物たちのたたずまいが愛らしい!
3冊同じシリーズがありますが、一番お薦めはアヒルの表紙「Flying the Nest」です。小鳥やウサギ、犬、キツネや身近な動物たちの子供達が描かれています。


更にわんちゃんオンリー本もあります。この本「A dog's life」は全て犬。猫派の私としては悔しいのですが、なかなかかわいらしいです・・・。


もう1冊の「The country set」はややマイナーな森の動物たちシリーズ。いずれも毛がピンピンほわほわしていて癒やされます。カジュアルに動物を描きたい皆様に、お薦めの3冊です。

【The Collectible Teapot & Tea 2018 Calendar】昨年もご紹介した、色々なティーポット写真のカレンダーです。
全てのポットが絵付けとは限らないのですが(シルバー製もあります)、ティーポットの絵柄にコーディネートされた小物を配した写真が素敵です。
食器やお茶好きな方のお部屋を彩るのに最適ではないでしょうか。2018年版は前年度よりもシックな色合いの写真が多いように思います。下のリンク先amazonでは全12ヶ月の写真がイメージでご覧いただけます。
*プライム会員以外の方は、2千円以上購入しないと送料無料になりません。私はカレンダー以外の雑誌などを同梱にして、送料無料にしています。
【Naturkalender 2018】7月になり、今年も半年を過ぎました。なんと、既に来年のカレンダーやダイアリーが販売されています!
早速恒例のマロリン・バスティンダイアリー2018を購入しました。

今回のダイアリーは薄塗りが多いように感じました。今年はサファリのメンバーは無く、身近な庭の仲間達といった感じです。

色合いも地味目で、華やかな絵柄というよりは、野草や小鳥など、素朴なものが多かったです。毎年買い続けて18冊目、近ごろはamazonでしか買えなくなってしまったので、早めに押さえています。
豪華なボックスの洋書を見つけましたのでご紹介します。
絵付けされたものばかりではありませんが、「GOLD BOXES」のタイトルを裏切らず、とてもゴージャスな作品ばかりです。お教室でご覧になった生徒さんも「うわっ」と驚嘆しています。
このボックスたち、ほぼ全てが10cm以下の小さなボックスです。写真のほうが大きいのです。デザインの懲り方にも感心しますが、ともかくハイクオリティな仕事ぶりです。小さいもの・凝ったものがお好きな方にお勧めの本です。
【ANTIQUE TEXTILE BOOK】少し前に出版された和書で、素敵なテキスタイル本を見つけました。
1800~1900年のアンティーク生地デザインが沢山掲載されています。
正直、テキスタイルの本はごまんとあり、中にはちょっとガッカリな本も・・・。
この本の良いところは、何しろバラやブーケの意匠がメインな所でしょう。エスニック柄・モダンな柄はほぼ皆無です。特に、フレンチスタイルの生地がお好きな方には、自信を持ってお薦めします!
amazonでは一部の中身が読めるようになっていますので、気になる方はチェックなさって下さいね。


先日、庭園美術館に、並河靖之の七宝を見に行きました。思っていたよりも作品が小さくて、それはそれは細かく緻密なのです。迎賓館もすごかったですし、七宝素晴らしいです!

先に行かれた生徒さんから、「とても細かいので、入り口で単眼鏡を借りるべき」とのアドバイスがあり、助かりました。長さ6センチで、首から下げて、ここぞという所でさっと覗くのです。82グラム、軽いです〜。

見終わる頃にはすっかり単眼鏡が気に入ってしまい、売店で購入しました。天体望遠鏡を作る有名な日本メーカー製で、今後も工芸の展示会で活躍してくれそうです。旅行先の教会や美術館巡り、お庭巡りにも携帯しようと思います。
あまり倍率が大きいと視野が狭いし重たくなるので、お店で試してこのサイズがベストだと感じました。しっかりしたケース付きです。
色が黒い方は10年前に発売された型番で、ケースが布製ですがセールになっていました。
以前ご紹介したKPMの大型本ですが、購入した生徒さんから
「背表紙が破れた。ショック。」とのご報告が。確かに、この重量を支えるには心許ない紙質です。
高い本なのに、これは大変です。透明のカバーフィルムで早速コートしておきました。

張り方は簡単です。本のサイズ+折り返し部分を10センチほど取って切り、空気が入らないようにぴったりと貼るだけです。張り方はシートの箱に、写真付きで解説してあります。

黄色い→が破れた箇所です。やわな背表紙は、シートの余白も切らずに折り込んでおくといいです。
貼るのが不安な方は、小さな本で練習するか、前もって表紙・裏表紙・背表紙の3パーツにシートを切り分けて、各パーツごとに貼るといいですよ。
空気が入ったら、針でつついで空気抜きをすると綺麗に貼れます。
私はポーラコリンズ本など、海外の本の表紙も全てシールを貼っています。紫外線による退色も防止出来るので、本が傷む前に貼って下さいね!
*KPM本は価格の変動が大きいです。日本のamazonに1ヶ月おきくらいに入荷するので、
慌てて買わずに、焦らずにチャンスを待って下さいね。今月は22.400円で5冊出ていましたが、すぐに無くなりました。

教室で流行中の筆入れをご紹介します。もともとは化粧筆を入れる合皮の筆入れなのですが、これが絵付けにも実に良い感じ。ネット通販をなさらない生徒さん分を、次々注文しています。特に良い点をあげますと、
1.軽くて薄い。115グラムでした。
2.合皮で布製よりしっかりしている。
3.20センチくらいの、長い筆も入る。
4.無料で金属プレートへのお名前入れのサービスがある。
5.ポケットが沢山ある(20あります)ので、筆が斜めにならない。
送料も180円とお安いので、とってもお薦めです。下記の楽天ショップで扱っていて、3日くらいですぐ送ってくれます。
2個買うと送料無料になるので、教室でまとめて注文でもOKな方はお知らせ下さいね。見本も置いてあります。
【季刊紙 つくる陶磁郎】 20年近く前に刊行された本ですが、お問い合わせがいくつかありましたのでご紹介します。
扇面をデザインしたプレートの制作手順をご紹介した号は、「つくる陶磁郎2(1998/3)」連載第2回の分です。amazonにバックナンバーがありました。
「つくる陶磁郎4(1998/9)」では、竹を文様化したトレーの制作方法を掲載しています。
連載は「つくる陶磁郎1~4」全4回で終了しており、その後、書籍として刊行されました。雑誌とは別の内容になっており、絵付けの特殊技術や、洋絵付けで和柄を描くヒントが惜しみなく掲載された本です。私は能衣装とイングレーズのぶどうを担当しています。
【The Golden age of the KPM】今日ご紹介するKPMのご本・・・あまりに高額(約2万円)なので、表紙だけで購入して良いものか躊躇った一冊です。
思い切って買った感想はというと・・・大当たりです!
表紙になっている、アメリカンスタイルのような画風のKPMがお好きな方には迷わず購入される事をお薦めします!本当にすごいです!
ベルリンKPMの博物館で働いていた、Hassan Sabet Collection。カラー500ページ、厚さはなんと4センチ近くあります。19世紀末から20世紀初頭の、素晴らしい自然主義のポーセリンが惜しげも無く掲載されています。



一生かかっても模写しきれないほどの作品群に圧倒されます。日本では、これほどのコレクションはそうそう拝見出来ないのではないでしょうか。アメリカンスタイルを学ぶ方々に、強くお勧めする1冊です。
注・amazonでは「予約受付中」とありますが、既に発売されています。高額な書籍ですので、ロープライスで海外からをお求めの際はご注意下さい(不着等のトラブル時に、英語でかなり揉める事になります・・・)。
【マロリン・バスティン ネイチャーカレンダー2017】毎年恒例の「ネイチャー・カレンダー」2017のご紹介です。
1週間ごとに1枚のイラストを10年以上に渡って描き続けるのは、なかなか出来る事ではありません・・・
本当にすごい!と思います。
おなじみの小鳥や草花などの「ガーデンシリーズ」以外にも、今回も出ました!「サファリパーク編」。
ゾウやライオンも登場します。
個人的には、ハロウィンのページに並んでいる猫inカボチャがツボでした!



amazonで購入出来ますが、他の本などと合わせて、合計2000円以上購入しないと送料無料になりません。
マロリンのカレンダーもお薦めです。ホールマーク製のものは日本の祝日で書いてあります。
こちらはamazonでなくても、書籍でもよく見かけますが、上でご紹介したダイアリーと一緒に購入すると
送料が無料になります。
【イングランドのお屋敷】〜カントリー・ハウス〜ヨーロッパの建物やお城を描く時、写真を見ただけだと、構造がわかりにくい事があります。
省いてしまっていいものなのかわからなかったり、
変な出っ張りが何なのか、素材は一体??などなど。
そういった時に役立つのが、建造物の内部と外部構造の見取り図と説明の本です。
ご紹介するご本は、建築に全く知識が無くても十分楽しめる本です。
実際に絵付けで重要なのは、外観についての説明なのですが、
個人的に面白かったのは、部屋のどの位置が貴賓室なのかの見分け方や、
厨房設備の図解、暖炉の構造などでした。
「この部屋は使用人の部屋だな」「ここは晩餐会用だな」とわかって描く方が、
制作も楽しいものです。お屋敷読本としてもお薦めです。
カントリーハウス以外にも、教会や内装のシリーズがあります。


【図録・アールヌーヴォーの装飾磁器】
2016年7月6日〜8月31日、三井美術館で開催された展示会の図録をご紹介します。
一見マットで真っ白な表紙ですが、全体に紙を押したレリーフが施されています。
本そのものが、ビスク生地のよう・・・。

展示作品は、全体に落ち着いた色合いです。ビングオーグレンダールがお好きな方にはとってもお勧めです。
マイセンやKPMも出ていますが、バラの花や豪華な写実絵を期待すると、肩すかしかもしれません。

和菓子のような、しっとりとした作品が多いです。それでいてデザイン性が高く、いずれも素晴らしい作品ばかりでした。
長崎歴史文化博物館、細見美術館と巡回するそうなので、お近くの方は是非!

洋書店で素敵なご本を見つけました。大きさはB5ほどで小さめですが、立派な金のエンボス付き外箱にノックアウト・・・。
マリー・アントワネットゆかりの肖像画やインテリア品、お部屋やファッションを、豪華な写真で紹介しています。
洋食器や調度品はゴールドワークが素晴らしいです。金盛りの参考にもなりそうです。ポートレートを描かれる方には、勿論肖像画の参考にも良いと思います。


amazonで検索したら、なんと私の購入額の半額近い金額ではないですか(泣)。まあ、致し方ありません・・・そのくらいの価値があるご本です!
↓同じ装丁のシリーズ本です。本棚に揃うと圧巻でしょう。

【キュー王立植物園所蔵イングリッシュ・ガーデン】先日ブログでご紹介したキューガーデンの展示会図録がamazonでも販売となりました。
全部がボタニカルアートではないので、速絵付けの参考になるページばかりではありません。
ですが、古い銅版画からモリスパターン、当時珍しかった女性画家による各国の風景画など、
大変読み応えのある内容です。
世界遺産にも登録されている、世界で最も有名なキューガーデン。
所蔵品も流石に一流品ばかりなので、
ボタニカルアートに興味のある方にはお勧めのご本です。
【Living with Limoges】リモージュで制作された、主にバラの器を掲載している本です。
出版されたのが2001年なので、やや古めな写真が多いのが残念ですが、
230ページ全てがカラーです。
中には「え、雑!?」的な器もあったりしますし、
写真も素人っぽいものも多いのですが・・・
アメリカンのバラを描きたい方には、構図や色使いなど
ヒントになる作品も多いと思います。
作品所有者の豪邸画像も多く、海外で絵付け作品が
どのように飾って楽しまれているのかも垣間見る事が出来ます。
(写真がイマイチなのが、返す返す残念です・・・)



書籍は全部で3種類ありますが、下記のタイプが絵付けの参考になりやすい写真が多いと思います。

【みみずくと3びきのこねこ】少し古い絵本をご紹介します。
線描きイラストで、猫とみみずくの生活が描かれた絵本です。
農場の仲間達を描いた本ですが、特に猫がよく描けていて、猫好きの生徒さんから絶賛されています。
とても簡素な絵なのですが、実によく「猫らしさ」が出ていて、大好きな絵本です。
絵付けにするのも、線描きをしてから塗り絵の要領でラフに塗るだけでとっても簡単で、
私も普段使いの食器にいくつか描いています。
洋書版は発行年度が古すぎて入手が難しいので、和書のコンディションが良いと思います。
同じ作者の
「かえでがおか農場のなかまたち」もお勧めです!
馬や犬、にわとりや羊が個性豊かにのびのびと描かれています。
こちらも相当に古い本なので、和訳本が良いと思います。
コンディションが「可」な本は相当に古いものが届くと思われますので、
備考欄をよく読んでご購入下さいね。

年末が近づいてきましたが、来年度のカレンダーはお求めになりましたか?絵付けにも役立つカレンダーをご紹介します。
【マロリンバスティン ホールマークカレンダー】日本語版

毎年おすすめする、マロリンバスティンのカレンダーです。中でもホールマークから出ている壁掛け(大)はリングタイプの正方形で、とても使いやすいです。ブーケのイラストが素敵!
結構あちこちで見かけますので、まずはお近くの書店をご覧になるといいかもしれません。
↓楽天で買っても送料無料でした。
【フロンティア ボタニカルアートL】日本語版

ややクリームがかった高級感のある紙に、写実的なお花が描いてあります。小さいサイズもありますが、Lが絵の細部まで見れるので、断然お勧めです!
こちらはamazonで送料無料の扱いがありました。
【Lansdowne's Birds 2016 Calendar】英語版以前画集を買ってしまった方には重複するのでお勧め出来ないですが、まだの方にはお勧めの鳥カレンダーです。なんと値引きセール中でした!